- おおよそ
- おおよそ【大凡】※一※ (名)物事のあらまし, 大要。
「これまでの経過の~を説明する」
※二※ (副)(1)くわしくは分からないが, また, はっきりは言えないが大体のところは, という意で用いる語。 大体。 およそ。「犯人は~見当がついている」「二人の意見は~のところ一致した」
(2)話を切り出すときに用いる語。 総じて。 大体。「~現代の教育は知育にかたよりがちであるが…」
(3)強調の気持ちを表す語。 全く。 およそ。「毎日に法を行ふ事断たず, ~, 三業を調へて六根に犯す所なし/今昔 17」
(4)すべてを合計して。「筆を絶たることは, ~に五十八巻/玄奘法師表啓(平安初期点)」
※三※ (名・形動ナリ)世間並みであること。 月並であること。 また, そのさま。「さしもあるまじき~の人さへ/源氏(御法)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.